617の呪縛

今日は二宮和也の31回目のお誕生日です。

私のあらしファンクラブの更新月は6月です。つまり私があらし担になって初めて祝ったのが二宮の誕生日。
お友達2人と、大人になって生まれて初めて行った本人不在の誕生日パーティ。
恥ずかしげもなく「ニノ誕生日おめでとう」と書かれたホールケーキを囲む、うちわと二宮の写真を持った今より少し若い私達。

その時撮った写真は今見ても楽しそうで、なんかちょっと恥ずかしくて、えも言われぬ気持ちにさせられます。

あれから7年。
相葉担と二宮担だった友達はKポップ担になり、結婚し家庭を持って、今はもう6月17日にケーキを買うことはないのでしょう。
私と同様に。

それでも6月に入ると私はどこか落ち着かない幸福感に包まれ、こうして懲りずに文章をしたためてしまいます。

雛鳥が最初に見たものを親だと思い込むように、いつまで経っても二宮やあらしさんは私の中の初めてのアイドルであり、最後のアイドルであり、アイドルの中のアイドルなのです。

変わらないものはそう多くはないからこそ、いつまでも心にこびりついて、大切にしていたくなってしまう。

どんなに環境が変化しても、そんなものは何でもないさ、という飄々とした表情で、いつまでもテレビの中でキーキー叫んでくれていることをとても感謝しています。

会ったことも話したこともない、友人でも知人でも家族でも親族でも同僚でもない、道ですれ違ったことすらない人のことをこんなに大切に思えるんだということを教えてくれたことも。

幸福な呪縛をありがとう。

多分おばさんになっても婆さんになっても、6月17日が来るたびに私はあなたのことを思い出します。

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