TRIP＆TREASUREについて

毎日聴いてます。

TRIP & TREASURE (DVD付)(ジャケットA)

いやぁ、宝箱って感じですね。
10曲も入ってミニ？とか思ってたんですけどやっぱりミニですわ。
山手線までが早い早い。
それだけアルバムとして充実しているというか、完成している証拠かしらなんて
欲目で思ったりするんですけど。
もちろん好き嫌いというか、好みもありますけどね。
いつもぐっさんのお疲れさまでした〜で我に返るからやっぱり夢中なんだと思います。
以下全曲感想。いざ！

①時間旅行
遊び足りないよぉ〜のインパクトたるや。
こんな一言で始まる曲がありましたでしょうか。
これでもかというほどの一糸乱れぬハモりぶり、流石です。
個人的にたきつの声はユニゾンよりもソロよりもハモリで綺麗に重なっている方が好きなので、
もうサビでぐっと掴まれてしまいます。
初めてPV見た時は正直なんじゃこれと思いましたけどね。
二回聴いたら覚えられるキャッチーさもたきつならでは。
一発目に持ってきたのも大正解だと思います。
多分終盤だとちょっとくどいんだな

②Billions of You
これかなり好きです。王道すぎて逆に新鮮！
何て正しいアイドルイズム。
潔癖なまでの正しさに負けない骨のあるアイドルたきつが歌うからこそ映えるキラキララブソングです。
キラキラしながらも“君の全てを受け止める”“選べない数の明日をあげる”等々
しっかり雄々しいところもたきつらしい。
私の中で山手線が無ければ確実に一位に躍り出ていたであろう曲。

③ L.O.V.E.
うーむ、ベタである。
This Is 久保田　と焼印が入っていそうな曲。
わりと全曲そうですが90年代を彷彿させるノリがありますよね。
軽い気持ちで聴けて嫌いではありませんが、たきつの歌唱力と真っ直ぐすぎる歌声ではまだまだ面白味が足りんかな、と。

④スポットライト
ちょ、ヤスタカこれパフュームやんけ！
奈良の端っこで叫んだよね(あ、当方奈良住まいです)
いやヤスタカという文字が出た時点で分かってはいましたけども。
だったら一層パフュームばりのエフェクトをかければよかったんに。
たきつの真っ直ぐすぎる声はテクノポップを歌謡曲にするよ！！

…と始めの方は思ってたんですけど今は結構好きです。
ちょっと薄暗い雰囲気がたきつの状況やら何やらに合ってるような(コラ)。
これコンではどう踊るんでしょう。30手前の男子がパフュームダンスですか。
腹抱えて笑うかもしれないし目ぇハートにして大好きになるかもしれない。パフォーマンス次第の結構未知数な曲。

⑤花華~僕とあなた~
今回ソロに関しては双方特筆すべきことはあまりないです。
ただこれは疲れてもう前衛的な曲とかオサレな曲とか全く聴きたい気分じゃない時に聴くとどえりゃあ心地よい。
総長は自分をよく知っておられるね。そういうところが尊敬できるし好きです。

⑥Chance to Dance
ライブ曲ですね。聴いたことありました。何なら見た？ような気もします。
タイトルだけであむろちゃんみたいなのを想像してたんで、ちょっとだけ、ちょっとだけ拍子抜け。
でもこれも疲れてるときには非常に心地よくテンションを上げてくれますし、
④〜⑥にかけては流れが素晴らしいと思います。
なんか飛ばしにくい曲順。個々なら多分ソロ曲は飛ばしている。

⑦TINY PIRATES
翔やん！これが意外と印象に残りづらいんだよな。何でだろう。
やっぱり作り手に個性があり過ぎるとそっちに気を取られてしまうのでしょうかね。
たきつはちゃんと自分のものにして振り回されずに歌ってると思いますけど(何様)
しかしこれは歌うの難しかっただろうな。おつかれさまです。

⑧Luv the Shangri-la
どうせならこれくらいやっちゃってる感じの方が好き。
ジンジンなんて言います？今時。
でもこれくらいの方が好き。また似合ってしまうんだなたきつ。
「太陽の跡」とか「ジュエリー」とか「ジェラシー」が。
ホッサマーのナイトアダルトバージョンて感じですね。好きです。

⑨シーサイドロマンス
ふ…る…い(白目)
いや似合うって言いました。言いましたけど一応彼等活躍した時代は平成なんですから…！
今3Dとか出ちゃう時代ですから！！
変な意味ではないですが、やっぱり購買層とかも踏まえての曲調なんでしょうか。
今時のお姉さま方はもっと許容範囲広いと思いますけどなぁ。
格好良い音楽もいっぱい知ってるしお洒落だぜ？
もうちょいたきつに年相応の音楽もやらせてあげてほしいな☆なんて思った一曲。
正直後半は最後への期待が高鳴り過ぎてあんまり聴いていない。

⑩山手線外回り feat.GUSSAN
これは名曲です。ｷﾘｯ)
ダンス含めもう世界が出来あがっているもの。
テレビで披露できてないのが惜しいですね。
メロで客席とか突っ込んで優等生イメージをぶち壊してしまえよ。
PVの笑顔が良すぎるところをみると、そして自分でもカラオケで歌ったりしてみると
やっぱりこれ歌い手がむちゃくちゃ楽しい曲なんですね。
しーぶやー！で酔いしれるもん。代々木の「よぎ」で手を上げるじゃないですか。
あれなんてもう絶頂ですよ。気分の良さで言ったら。

ヴィーナスなんかもそういう売れ方した曲かなと思うんですけど、
サラリーマンも年末とか盛り上がれると思うんですよね。
だから惜しい。テレビでどんどんやればいい。シングルカットして一年かけて売ればいいよ！

以上、思ったことを好きに綴ったら意外と辛口になったりもしましたが、
総じて私はこのアルバム大好きです。聴けて良かった。
アイドルという入れ物的存在だからこそ見せられる振り幅とか、キラキラ感もトホホ感も全部詰まってるなぁと感じました。
TRIPの要素よりはTREASUREの要素が強く感じられたかな、個人的には。

明日も聴きます。
んで、秋には一緒に歌い踊り狂いたいなと。