ボクラノミライを終えて。

たきつさんスタッフさん参戦された皆さんお疲れさまでした。
名古屋・大阪・代々木と4公演参加しましたが、いやーびっくりした。ちっとも飽きなくて。
正直あと七回くらい見たかった。

オタ初年度の私でもすでにほとんど分かる良くもわるくも耳馴染みの良い楽曲。
DVDで見たまんまのたきつコールにT&T。
目新しい何かが毎度生まれるわけじゃない。(ポンポンの数が増えるくらい?)

ちょうアイドルっ☆っていう年でもなく、
でもアーティスト志向です!って胸を張るような世界観でもなく、
豪華なセットもないし、その不在を埋める弾けるような無邪気さがあるでもない。
大人っぽい、とも違う。庶民派ですって言葉はあの顔面クオリティじゃ嘘になる。

じゃあ何がそんなに楽しくて、何があそこまで私を惹きつけるのか。


分かりません。しかしたきつ、深い。面白い。格好良い。すき。怖いくらい。終わってしまって凄く寂しい。
でも来年がくると思うと凄くうれしい。


比べた時点で負けてる、とにのみぃに心の中で謝罪しながらそれでも比べさせていただくと、
あらしは本当空気読むのが抜群にうまくて、ちょっとでも客の反応が悪いと曲変えてきたり
(反応見てやってるという確証はないけどさ)、
皆に愛されるエンターテイメントを創るという仕事を徹底していて、そこが本当凄いところだし、強みなんだと思うんですけど。

でもどっかで歩み寄りの中でここだけは譲らん!というこだわりだったり自我のようなものを―もちろん沢山彼らはそれを持ってるんだろうし見えてないだけかもわからないのだけど―、私はコンサートで見たかったのです。


たきつのコンサートはぬるま湯に浸かってジャ・ニーズを知った気になってた私には衝撃でした。


JETで死ぬほど愉快に踊った直後に立膝ついた股間わしづかみつーくんに意識が遠のくって何それ。
ギミラのコントもつばざえもんも総長も最後までよくわからんかったわからんかったのに何回見てもゲラゲラ笑ってしまうってなにそれ。
オタになんか作ってこさせるコンなんて初めてだったし。
作ったあげくちゃんとしたやつ配られて本物振ったら「全員じゃないからいや」って今まで見たことないくらい綺麗な顔の王子に拗ねられるってなんぞ。


アリーナCも天井から数列の席も端の見切れも全部楽しかった。
ひとつも行かなくてもよかったななんて公演がなかったんだよ。
たきつがオタ相手に見せる優しさも厳しさも、
安藤さんの異様な粘りもその割に絶対戻ってこないなって分かった時のあきらめの良さも、
風船がほしいって一言漏らした私の隣の人のために次々と業者のごとく風船回してくるちょっと余り気味のおせっかいも全部、
初めての喜びでした。



年末におそらく届くであろう国民的アイドルのチケットを握りしめて、代々木の5倍人が入る会場で私は何を思うのかな。



とにもかくにもよくつーくんが言う「次につながる」とっても素敵なコンだったと思います。


すぐにでも次に行きたい。
会えない時間も愛育てるよ。