任侠ヘルパーを見に行ったはなし

つよぽんが任侠で主演で風ぽん舎弟とか俺得過ぎて見ない理由がねぇだろうが!!(彦一ボイスで)

ということで見に行って参りました任侠ヘルパー
何だかタイミングを逃し一度もドラマ見ないで。
でも何となく、雑誌等々の前情報にてこれは絶対楽しめるだろうという確信を抱いて、いざ、レディースデイ!!


いやもうなんていうかね、つよぽん格好良すぎ。
っていうかアニキ。
あれはつよぽんじゃなくて翼彦一というどこかパラレルワールドで生きている一人の不器用な男ですよっ(バシバシ)

というくらい何だろう、キャラクターがしっかりと“生きて”いた物語でした。
それは成次(風ぽん)しかり、葉子(なるみさん)しかり、八代(香川さん)しかり、茜(夏帆ちゃん)しかり。
一人も下手な役者がいないってのも強いんだけど、やっぱりアニキが痺れる格好良さなんですよ。
皆(最終的には)アニキが好きで、慕ってて、てのがリアルに伝わるんですよね。
まぁ要するに演者が達者なんだろうけど、上手いだけじゃない、どっかで本気で惚れ込む魅力があるからこそかなぁと思いました。

まぁそんなことを考えたのは終わった今だからこそで、本当見てる時は「アニキ格好良い」しか頭になかったですけどね。


祖父母にも死なれて久しい私にはどこまでリアルに介護の実態に迫っていたか、ということは分かりません。
だけども皆いずれは老いていくなかで決して他人事ではない苦渋がしっかりと描かれていたように感じました。
周りにお年寄りがいない、という状況の中で普通に生きていたらほとんど考えもしないようなことを考えさせられた、という意味でも本当に見てよかったなぁと。
まぁクライマックスが意外にあっさりだったな、とか思うこともないわけではないですがそういう似非批評家目線を取っ払われるというか、そんなもんがいかにしょうもないかってことも考えさせられる映画でしたね。


と、真面目なことも考えつつ


やっぱりアニキが格好良い…!!
制作陣が積み上げた翼彦一というキャラクター設定の賜物であることはもちろん、
怒りを孕んだ目、成次始め仲間を見るときの優しい目、任侠口調、立ち回り、等々つよぽんの演技力に魅せられたというところが大きいですね。
ラスト数分、ああもうこれで終わりか〜次に会うときはつよぽんか〜(いやつよぽん大好きだけどもw)と少し寂しくなりましたもん。
是非是非シリーズで数年に一回姿を見せてほしいですねぇアニキ。
もちろん風ぽんもセットで!
生きて、痛みを感じたりくだらないことでキレたり笑ったり、ほんとすぐそこにいそうな息遣いでしたよ風ぽん!!
やっぱあんたすげーよ!!


最後に、へたれな私は生きてくのって大変だよねぇ、私だけじゃないよねって時には誰かの大変さに寄り添って共感したいときもあって。
でもそれって実際周りの人たちに確かめたり求めたりするのって人の不幸求めてるみたいでなんかいやで。
こういう“物語”が与えてくれるものってそういう力かなぁって思ったりします。
皆必死に生きてんだから私もちょっとは頑張ろうって。

本当はそんなもんなくても頑張れよって話なんですけどねw


とにかくそういう“力”の漲る映画でしたのでぜひぜひ!!




ジャニーズブログランキング