ありがとうと君に言われるとなんだか切ないin沖縄
ヒカルは良い詞を書きます。
人間活動に満足したら戻ってきてね。
というわけで(どういうわけだ)行って参りました南国沖縄。
初めての沖縄は意外と寒かった。
薄手のワンピに分厚いニットカーディガンというお前暑いんだか寒いんだかどっちかにしろよコーデで乗り切りましたがってそんなことはどうでもいいですね。でも今回は(今回も)どうでも良い話で突っ走ります。
というか本当はマメなレポートをしたいんですが、終演後ついったで吐き出したのが割とすべてなので今回は私事を書き殴らせていただきます。
今回の私的テーマはソーキそばとゴーヤチャンプルと告白でした。
最後の一個だけなんか重いんだけども、翼今井の男前ぶりに福岡であまりにも何も言えなかったため、一回くらいはちゃんと想いを伝えよう！と鼻息荒く乗り込んだ訳です。
でも行きの飛行機の中で初めてリアルに想像したらあまりの怖さにスッチー呼びそうになったのと、そんな告白なんて死ぬほど聞いてるよなぁ、と人生で数回しか好きなんて言われたことない自分を顧みて飛行機降りたくなったので少々軌道修正。
「記憶でも良い記憶でも良い生きていたい作戦」に変えました。
たとえ気持ち悪いと引かれても本当の自分を見せ、結果引かれてしまってもそれはそれで一瞬、「気持ち悪い」という感情において私は生きたのではないかと。
なんてもうこの一文で十分気持ち悪いですが、私の本音を五秒ほどにまとめて、三案ほど用意していたんですね。
終演後もっともその時の感情にふさわしいものを選ぼうと。
どれも気持ち悪いけれども私の本音であるし、「うわきもちわる」みたいな顔を拝むのも一興であると。
しかしそんな私のもくろみは沖縄の海に消えました(いや海なんて一回も見てないけど)
甘かった。Dance＆Rockなめてた。
結果、楽しかったんです。
もうそれはそれは、人生で体験したライブで一番と言っても過言ではないほどに楽しかった。
その感情に打算も妥協も何にもなくて、練りに練った台詞より「楽しかった」って一言伝えたくて、小躍りしながら待ちました。
出来合いの壁と神妙な顔をした男の人に囲まれたつーくんはやっぱ何回見ても破壊力抜群の男前で、ひとりひとりの目を見て、話を聞いて、真摯な態度で「ありがとう」と言っていました。
こっちはライブ後のテンションですが、さっきまで人に水吹きかけていた無法者イケメンはどこにもいなくて、ちょう落ち着いた好青年的態度。
でもこっちはライブ後のテンションで汗もまだ引いてないしどころかさっきから流れてる夢物語軽く踊りながら待ってたせいでまた汗かきはじめてるし、とか言ってる間にお友達が告白して走り去って私のばんが…きてるし！
で、結果こんな感じになりました。
私「ちょっと‥どうかと思うくらい楽しかったです！」(鼻息荒)
つ「うぅん！」(「うん」をちょっとテンション合わせてくれたっぽい)
私「すき、です！」(思わずリストバンドを介して手を二度ブン(好き！)ブン(です！)上下する)
つ「ありがとう！」(またちょっとテンション合わせてくれたっぽい)
私 恥ずかしさのあまり、でも顔は見ていたいので欽ちゃんばりの横走りで去る
まああれです。結局記憶にも残らない微妙な告白で、でも自己嫌悪に陥るレベルには気持ち悪い出来に終わりました。
告白するならするでもっと可愛くしたかったし、できないなら笑わす努力くらいはしたかったけども、つーくんはでこに皺をよせるくらい大きく目を開いて、こんなしょうもない人間の顔を見、声を聴いてくれた。
それだけで私は幸せでした。でも同時に自分が小さすぎて切なくもあった。ありがとうと〜(そして冒頭)
ライブの感想も少し書くとすると、
かっこいいと可愛いとエロいは同居します。
という言葉に集約されるのですが、なんかもうほんと終始ニコニコしてて。
あまりの盛り上がりぶりにアクセルなんかでも思わず笑ってるように見えたんですが、エロさも消えないんですよ。
今まで可愛さとエロさは同居しないと思ってたんですけど、そんなことないんですね。
あと会場が狭いせいか、本当に一人ひとりをロックオンしてた。
自分の前にいる人がロックオンされたら流れ玉みたいに楽しめて大変よかった。
また私はつーくんの面倒くさそうな中身ももちろん大好きですが、本当にこの人はフィジカルな魅力を持った人だなぁと思いました。
腕を曲げる、足を上げる、手を顔の横ではらう、回る、しなる、腰を振る、振り返る、前を向く、顔を上げる、下げる、流す、汗を飛ばす、水を飲む、吹く‥
‥書き始めたら朝が来そうですが、とにかくその一挙手一投足に芸術性すら感じました。
自分でも書いててよく分からないのですが、このフィジカルな魅力についてはいつかまとまったらゆっくり語ってみたいと思います。
ラストは広島、それまで頑張って生きていたーいと思います。それではおやすみなさい。
